■貴方が私を忘れても



「すまない、名前を教えてもらえるかね?」




"記憶というものは、不必要なものから排除していく"
この言葉を耳にした夜、私は貴方にそう言われる夢を見た。

貴方が中央に戻ってきて
周囲に指示を出す時、貴方は私に聞いた

もう忘れてしまいましたか?
嘗て貴方の副官だった私のことなど

もう不必要なものですか?
私と貴方との思い出は

貴方が私のことを忘れても
私は忘れることが出来ないのです

貴方の言葉の一つ一つが私にとって大切なもので
貴方が言ってくれた言葉は嬉しい言葉ばかりで
忘れることなんてできません



貴方のことを愛しているから――

Date:2006.03.11
中尉の見た夢は劇場版のシーンより。
正夢でも悪夢でもある中尉の夢。

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